PlayStation3システムソフトウェアVer3.15で、コピー不可セーブデータも移行可能な「データ転送ユーティリティ」が実装され、コレは新型を買えとの思し召しか!?と、くわっとなってSonyStyleで新型をポチっと行ってしまったのが先々週の事。先週末はオデカケで時間が取れず、ようやっと今日新型に移行させましたよ、と。
まずは注意事項(機器認証の解除等)を公式ページで確認の事。
・システムソフトウェア バージョン3.15で更新される機能 - データ転送ユーティリティー (PlayStation.com Japan)
・データ転送ユーティリティー (PlayStation®3 システムソフトウェア ユーザーズガイド)
他にもちょっと準備しておきましょう。
まずは移行元のPS3に登録されているユーザのアカウント、それら全てのパスワードを控えておく事。
次に2台のPS3の表示を切り替えられる環境。同時に見る必要は無いので、AVマルチ端子の差し替えでも大丈夫かな?自分はキャプチャ撮るのにD端子ケーブルが1本しかなく、そうせざるを得ませんでした。TV側の切替で行うのであれば、先に両PS3のディスプレイ設定を変更・確認しておくと。
最後は新品PS3に転送する場合、まずはユーザ登録を行い(アカウント登録は不要)、システムソフトウェアVer3.15以上にアップデートしておきましょう。

それでは開始です。

両PS3の電源を切り、LANケーブルで両PS3を接続して電源ON。転送元のPS3でデータ転送ユーティリティを実行します。…自分は電源入れっぱでLANケーブル繋げたんだけども、大丈夫だったかな。まぁ電源切れって言うんだから、切った状態でやった方がヨサゲ。LANのリンク速度が変わるかもしれないし、ワカランけど。LANケーブルはストレート・クロスどちらでも。自分は旧PS3(60GB版)に付属のCAT6のストレートを使用。

転送元なんで、上の「1.本機のデータをもう一方のPS3™へ転送する」を選択。

暫くHDD内チェックを行った後、機器認証を解除していないユーザーが所有するコンテンツが見つかった場合は、警告表示されます。ユーザー一覧が下に表示されるので、必要であればここで「はい」を選択、データ転送の実行を中止します。結局元のPS3も使うかもしれないので、解除するつもりは無かったんだけど、やっぱ言う通りにしておくか〜と認証解除した後に進めました。転送先PS3をメインにするならば、少なくともビデオの機器認証解除はやっておくべきでしょう(ビデオは1アカウントにつき1台のみである為)。

転送元の最終確認、OKを押すと

データ転送待機中となります。

次は転送先PS3の操作。同様にデータ転送ユーティリティを実行し、こちらは下の「2.もう一方のPS3™のデータを本機へ転送する」を選択。

最終確認。転送先PS3のデータはキレイサッパリ消えてなくなります。「はい」を選択して、HDDフォーマット後にデータ転送が開始されます。

…後はひたすら待つ。

転送元PS3の表示。
で、完了すれば再起動して終了…だったかな、キャプチャ忘れた。USB外付けHDDへのバックアップよりは早く、転送データ量20GBytesでフルバックアップに40分程度、データ転送は30分程だったでしょか。

登録されていたユーザーは全て転送されます。

ユーザーに登録されたアカウントも転送されていますが、パスワードが空っぽ。パスワードを入力してサインインし、機器認証やトロフィーの同期を行います。

元PS3にあった唯一のコピー不可セーブデータであるデモンズソウルも無事転送。

久々の我が娘さんを拝んでみる。

トロフィーも元通り。トロフィーはアカウント紐付けで、HDD内にあるわけじゃないから、当然ちゃ当然か。
以上、こんなトコで。
全くもって買い替えを促進の機能でありますな。画面切替しなければいけないのが少々面倒なだけで、コピー不可セーブデータも移行できるのがありがたい。あとはインストール済みのテーマも当然転送…しかし破損データ10個くらいあったのは、見なかった事にしておこうか(このデータ転送後に、新型PS3の方のHDD換装も行っており、その所為かもわからず)。
追記(2010/2/11 1:00)
公式サポートのQ&Aのリンクも貼っておきます。
・"PS3"の[データ転送ユーティリティー]を使用して、ハードディスク(HDD)のデータを新しい"PS3"に移したい。 (PlayStation.com Japan サポート)
・"PS3"の[データ転送ユーティリティー]の操作中に、「LANケーブルが接続されていないか、もう一方のPS3の電源が入ってません。」とエラーが表示される。(PlayStation.com Japan サポート)
posted by あかたま at 14:57 |
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日記・駄文#3